一片の曇りもない世界。

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第一機能と第三機能のループ : Ne-Feループ in ENTP

*当記事はMBTIの少し突っ込んだ話になります

 

 

 

 

MBTIの中でも最も判別しづらいと言われるENFPとENTP。

私もこの2つのタイプの判別にかなり手こずった。

 

 

私自身のタイプは色々調べた結果、EN*P型である、と判明した。

で、数年前にMBTIのテストをしたときは、ENFPと判定されたので、とりあえずENFPということにしていた。

しかし最近になって、どうも違うんじゃないかと感じるようになった。

 

そこで、過去の自分について精査したり、周囲の人に「昔の自分」の事について聞いたりした。

その結果、実は私のタイプはENTPである、ということがわかった。

 

 

なぜこんな事が起きたのか。その原因として

ENTPの第一機能と第三機能である「Ne-Fe」の間でループが起きたのではないかと見ている。

本来積極的に使われるはずの第二機能である「Ti」をスルーして、第三機能の「Fe」を積極的に使うようになっていたということだ。

いわゆる「Ne-Feループ」である。

 

 

ENTPの機能は[Ne Ti Fe Si] の順で並んでいる。

Ne-Feループは、第二機能の内向的思考Tiを使わず、第三機能の外向的感情Feを使うことになるので、

表向きには、Ne + 周りに気を遣う、雰囲気を大事にする(Fe)人間のように見える。

これが、ENFP[Ne Fi Te Si]がNe-Fiを使っているのと似た状態になるので、

本人はENFPのように振舞っているように錯覚する。

周りから見ればNe-Feを使っているように見えるし、どこかぎこちないのだが。

 

本来使われるはずの第二機能を抑えて、第一機能と第三機能だけを使うのは、不健全な状態であり、その状態を続けていくと、使用者の精神的均衡は崩れていく。

しかし、実際に、本来使われるべき第一機能Neと第二機能Tiをナチュラルに使ってると、

「それは言っちゃダメでしょう」的な、空気読めないストレートな発言をよくしてしまうようになる。

だからTiを必死に隠し、第三機能のFeを使うようにしてきた。

その結果、「自分は周りに気を遣う人間だ、ENFPだ」と思うようになったのだ、と推測する。

 

 

まあ実際どうだったのかかみ砕いていうと、

私は幼少のころから、そういった「それは言っちゃダメでしょう」的な発言を何回もしてきた。別に悪いことを言おうと思って言っているわけではないが、なぜか自然とそうなってしまっていた。

それで何度も怒られたので、「じゃあもう不用意に発言しないようにしよう」と思い、なるべく発言しないようにした。それに加えて、なるべく周りの空気や、周りの人の表情を読み取るように努めた。

まぁ実際には、うまく収まらずに何度か暴発することがあったし、明らかに自然ではなかったと思う。

まあそれでも何とか収まったというか、うまくいった感じはした。

少なくとも「なんで事実を言っただけなのに怒られなきゃあかんのか」という場面には遭遇しにくくなったので、じゃあそれでいいや、と、十数年それを続けてきたわけだ。

 

自分の考えを抑え込んで、周りの空気に配慮しまくっていたというわけ。

 

 

これを長年続けていたのが原因で、「自分はENFPに違いない」と思いこむようになったのではないかと思う。

 

でも最近になって、ループを始める前の自分を思い返したり、周囲の人に「昔の自分」について聞いてみたりした結果、私は驚くほどENTPだった。ワロタ。

 

というわけで、「私はENFPである」という思い込みがあるということを自覚しました。

かなり時間をかけましたが、MBTI知らん時からそんなような思い込みがあった、ということに気づいた事は大きな収穫でしたね。

 

 

まぁ、実際はENFPとENTPとINTPの中間あたりかなとは思う。

ただ、調べた結果、Ne-SiペアとTi-Feペアがあるということは確実だと判明したので、NTP的生き方をしようと思う。素直に。

 

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第一機能と第三機能のループは、ほかのタイプでもあるようで、

わかりやすくまとめてあるサイトがあったので、置いときます。

mbti公式とは関係ないと思われます。

英語サイトですが、翻訳にぶち込めばそれなりに読める文章になるかと。

参照:

Can you describe what each loop looks/acts like,... - Confessions of a Myers Briggs-aholic

 

MBTIの結果が出て、その結果にまぁまぁ納得しているのになんだかうまくいかない、という人は、第一機能と第三機能がループしているのかもしれない。

そもそも正確に性格を診断できていないかもしれない。

 

それを判別するには、MBTIの土台となっている8つの心理機能について理解する必要がある。8つの心理機能とは、内向的思考、内向的感情とか、そういうの。

比較して解説しているサイトがあるので、どうぞ。

文章は独特だが、わかりやすいのではないかと思う。

mbti.jp

 

PDFだが、非常にわかりやすく簡潔にまとめてある。

http://i.cla.kobe-u.ac.jp/murao/class/2015-InfoEnv/X1_Jung_Personality_Type.pdf

 

ここもわかりやすい

ユングの内向・外向 | 性格タイプ

 

 

 

 

 

 

まぁそこまでしなくても自分をしっかりと認識している、ということなら別にいい。

なんだかもやもやするとか、深く調べてみたいという人にはお勧めしたい。

あと、8つの機能を理解すると、あらゆるタイプの"素"がわかるようになるので、

色々と面白い。

ちなみにFeを持つ人は、こういった性格類型論を好むらしい。

 

 

まぁ無理に「このタイプだ」と決めなくても、例えばES*Pまで決まっているとしたら、ESFPとESTPの性格や生き方を見て、それを参考にした上で自分なりの生き方をすればいいんではないか。

それに、例えばMBTIでESFPだったとしても、それはMBTIの視点で見たらそのように見えるだけの話であって、実際はもっと、無限の多様性があると思う。

性格類型論を学ぶ上で、このことは忘れてはいけない。

と自分に言い聞かせるように。

 

 

でも私はとことん調べた。自分はMBTIで言うとどのタイプになるか。

決めなきゃすっきりしないんだもの。で、決めたらすっきりしたので、まあよかった。ENTP。

 

 

よりよく生きるためのツールとして、MBTIを有効に活かしていくといい。

 

 

ではまた。