一片の曇りもない世界。

心理、人文科学、テクノロジー、科学など、様々な分野について書いていきます。

好きな色と無意識の自分。

今日、ネットサーフをしていたら、

こんなものを見つけた。

 

 

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出典:

イメージスケールの基本 | カラー戦略の専門家 | NCD-WEB | 色彩心理・生活者研究・トレンド分析の日本カラーデザイン研究所

 

 上図は「色が人に与える印象」の色付きの図であり、

下図は「色が人に与える印象」を言語化した図である。

 

www.ncd-ri.co.jp

 

色によって人に与える印象が大きく変わるというが、

どういった色がどういう印象を与えるのか、

それを一目でわかるように図にしたものである。

 

「自分を色で表すと何色か」という質問の答えがわからない人は、

この表を参考にすると良いかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

ではない。

この記事の本題はそこではないのだ。

 

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もう一度上の画像を貼る。

 

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出典:

イメージスケールの基本 | カラー戦略の専門家 | NCD-WEB | 色彩心理・生活者研究・トレンド分析の日本カラーデザイン研究所

 

この図を見ているあなたに、質問を2つ、しようと思う。

1.好きな色を上図から選んでください

2.人からどういう性格だと言われるか?上図で言うとどれか?

 

 

この2つの質問で

「自分が好きな色と、本当に自分に合う色は違うかもしれない」

ということがわかる。

 

 

例えば、スマートな人だ、と周りから言われる人が、

シックな色を好み、ファッションなどに取り入れているとする。

 

上の図でいうと、「スマートな」という色は、シックな色に分類されている。

シックな色というのは、スマートな自分に自然と合うのだ。

 

自分に合った色を身の回りに取り入れるので、周りから益々、スマートだと言われる。

自分が好きで取り入れている色づかいが、周りからは褒められる。

こういう人は、自分が好きな色と、自分に合う色が一致していると言える。

 

 

一方で、

マッチョで、周りからアニキと言われているたくましいラグビー部主将のような人が、

清楚でロマンチックな色を好み、ファッションなどに取り入れているとする。想像できない。

 

上の図でいうと、(周りから見ると)「ワイルド」な人が、「ロマンチック」な色で身を包んでいるということになる。

「ワイルド」と「ロマンチック」は全く反対の位置にあることがわかる。

 

この人のファッションは本人に合っている色だと言えるだろうか?

「アニキ・・・どうしたんすかその色づかいは?」と言われるではないだろうか。

「どうしたもこうしたも、俺はロマンチックな色が好きなんだよ」と言われればそれまでだが。

こういう人は、自分が好きな色と、自分に合う色が全く異なると言えるのではないか。

 

 

結局、周りから何と言われようと俺に似合う色はこれなんだ!という人はそれでいいと思うが、

周りから「その色はらしくないよ」とか言われたり、自分でもなんか違うなぁ、と思う人は、

自分が好きな色と、自分に合う色、ひいては自分らしい色、が異なっているのかもしれない。

 

 

 

 

じゃあ、自分らしい色を探していきましょね、とか

巷で良くある「好きな色占い」とかあまり鵜呑みにしないほうがいいよ、とか

そういう結論でいいとは思う、が、

今回はもう少し掘り下げてみたいと思う。

 

 

 

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色が人の心理に与える影響というものは大きいと言われており、

例えば高級ブティックなんかでは、優雅さを象徴する色づかいをした店内デザインをすることで、「うちは高級なお店ですよ」というのをアピールしている。客の誘導として色を利用している。

ただ、店舗側がそういうアピールをしても、客の側がそれを知らないと意味がないわけだが、どうやら客の側もそれを知っている。

 

必ずしも色だけで判断しているとは言えないが、「こういう色はこういうイメージを持っている、あるいはこういう色はこういうイメージがある」という共通認識が(少なくとも私たちが住む社会の範囲では)あると言える。

 

その共通認識が、果たして元々あったものなのか、学習するうちに得たものなのかはわからないが、色が持つイメージというのは確かにある。

それも原色に近づくとより鮮明になる。

それこそ一つの学問になるほど、しっかりと定義されているのだ。

 

例えばは、誠実さなどを意味する。ビジネススーツなどでも青はよく使われている。

は情熱や活力を意味する。

まぁいちいち説明されずとも「こういう色って大体こんなイメージだよね」というのはあると思う。それも周りと共有できるレベルのしっかりとしたイメージだ。

 

色についての明確な定義なんてものは学校で教えられたわけでもないのに、色についてのイメージを他の人となんとなく共有できる。

という事は、ある色が心理的にどういう影響を及ぼすかというのを、無意識的にわかっているのではないか。

 

青が好きな人がいるとする。

「青は誠実をイメージさせる、抑制をイメージさせる。だから青が好き!」

なんて人は恐らくいないだろう。色彩を良く学んだ色彩マニアは別かもしれないが。

たいていの人は

「青っていいよね、落ち着く感じ」とか「ほっとする」とか、そういう理由だろう。

好きな理由を明確には言えない。

何となく、とかそういうボヤっとしている。

これは自分でもよくわかっていない領域、つまり無意識のうちに青が好きになっていると言える。

そう考えると、好きな色というのは、その人が無意識的に欲しているものと言えるのではないか?

 

 

無意識の自分が欲している色と、本当に自分に似合う色が違う。

なぁ~んだそれだけか、と思ったあなた。それだけじゃない。

これを超拡大解釈すると、

無意識の自分が欲している人生と、本当に自分に必要な人生が違う。

となるのだ。無理やりそうした。

 

 

無意識の自分が欲しているんだからそれが正しいものだろう、

と思うかもしれないが、

その正しいものを選んで、自分に合わないものを選んで、あなたは納得するのだろうか?(ナゾのといかけである)

 

 

なぜ自分らしくない色を好きになってしまうのだろうか?

 

そしてあなたはいったいなぜ、自分らしくない人生を歩もうとするのか?(大きくでた)

 

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私は青が好きだ。

黒が好きだ。白が好きだ。グレーも好きだ。

上の図でいうところのモダン、緻密さ、合理的

つまりモダンな色が好きだ。

ファッションは大体モノクロで、時々青、といったところだ。

そして好きなのはだけではない

 

モダンな住宅はとっっても好きであるし、

合理的な、直線的なデザインがとても好きだ。

曲線的な美よりも直線的な美が好きだ。

人工的なものも好きであるし、スピーディというのも好きだ。

 

好きな色は、モダンなのだ。そして好きなことも、モダンなのだ。

そう、好きなものは。そう、憧れるものは。

 

 

 

しかし、実際の私はどうか?

上の図でいうとどれなのか?

どういう性格なのか?どういう性格だと周りから言われているのか?

それは・・・

 

 

 

プリティ~

 

 

 

である。

 

・・・冗談ではないのだ。冗談ではないのだよ?

しかし少し盛りすぎたようだ。実際はカジュアルあたりである。

たのしいとか、こどもっぽいとか、にぎやかだとか、そういうことはよく言われていた。

そしてその自覚も大いにある。

本当である。

 

 

しかし、私が好きなのはモダンなのである。私の憧れはモダンなのである。

ゆえに私は、カジュアル&プリティ~ 

である私を封印し、モダン男、通称モダ男(ださい)として生きていこうと決めたのである・・・。

 

しかし、元々の性格がカジュアル&プリt

であるから、やはりモダ男キャラでやっていくのは本当はとてもキツいのだ。

実際、このブログでは、モダ男として、合理的に、論理的に文章を書こうとしているのだが、

うまく書けていないのだ。ところどころカジュアルな文章になってしまう。

 いやそれどころか、モダンとカジュアルが混ざって、よくわからないことになってしまう

実際、書いている最中に論理と自分を見失うことが良くある。自分がモダ男なのかカジュ男なのかよくわからなくこともある。もはやよくわからない。そしてこのよくわからない状態でよくわからないことを書くのも好きだ。理由はよくわからないけれど。

 

 

 

 

・・・というわけで、あなたの好きな色はもしかしたら、あなたの無意識に刷り込まれた憧れを反映しているのかもしれない、

そしてその憧れと本当の自分は異なるかもしれないよ、という話でした。

 まぁその憧れに無い物が自分にはあるというふうにも言えると思うので、憧れに自分がなるのではなく、その憧れと一緒にやっていくという考えだと色々とうまくいくのではないでしょうか。相補的な関係で。

 

いや俺は本当の自分を超えて真の自分になる!という物凄い意志をお持ちの方は、そうしたほうがいいのかもしれません。

 

 

 

そして、私の好きは変わらず。大好きです。

モダンへのあこがれも変わらず。本当の自分がカジュアルなことも変わらず。

ですのでこれからもカジュアルモダン的な文章で、ブログを書いていこうと思います。